ノルウェーの森 鑑賞日記

こんばんは、Super35店長のekkeです。

村上春樹原作、トラン・アン・ユン監督作「ノルウェーの森」(Blu-ray)をツタヤで借りて鑑賞しました

のでその感想を。

文学青年だった僕(笑)は、原作を中身とリンクするような年頃(ハタチ前後)に読みましたが、

感情移入しすぎた結果、内容の暗さ加減にやられ1週間くらい引きずった思い出があります。

そのトラウマから、読んだのはこの時の1回だけ。ただ、やっぱり他の小説とは異なりますよね。

僕の心には今の今までずっと残ってきました。

さて、映画の方はというと、トラン・アン・ユン監督独特のウェット感漂う映像は「物語の映像化」

という部分においてはほぼ成功しています。しかしこの作品はデジタル撮影の弊害かもしれません

が(Blu-rayの映像すごいキレイですが)映像がシャープすぎて時代感や映画独特の重厚感には

欠ける点も見受けられました。また(映画化という作業およびユン監督の作風により)「行間を読む」

必要が観客にあまり発生しない分(または時間的余裕を得られないため)、ややライトになった

かな?という感じです。原作を読んだ時に感じた心臓にナイフをグサグサと刺してくるような絶望感

ややるせなさ、閉塞感はあまり感じませんでした。まぁ僕自身、原作を読んでいることもあり、年齢を

重ねてナイーブさが無くなったというか図太くなったというか、そういう部分が作用しているのかも

知れないですし、初めて読んだときには分からなかった感情の働きを今なら理解できるようになった

からかもしれませんけれど。

と批判めいた感じになってしまいましたが、比較対象があの「ノルウェーの森」ですから、致し方無い

ところもあるかと思います。

20歳くらいに、原作を読まずにこの映画を観たらどう思うのかな?ということを空想しながら

この辺で。

P.S.ブルーレイの映像ですが、非常にキレイです(AVCで常時36~38Mbps)。特に草原のシーン

で風にたなびく草の1本1本が潰れずに表現できています。映像美好きな方は是非どうぞ笑

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